18位から出た石川遼(29=CASIO)は、前半9ホールをバーディーなし、1ボギー、1ダブルボギーの39と3つ落とし、通算2オーバーで後半に突入した。

12ホールまでで、6アンダーに伸ばして首位に立った木下稜介とは8打差。前半終了時点で35位前後となっている。

前半は、出だしの1番パー4で4メートル、2番パー5で2・5メートルのバーディーパットを決められず、ギャラリーの女性ファンから悲鳴や「あー、惜しいっ!」の声が上がった。すると、徐々に雨が強まる中、ショットが乱れ始めた。6番パー4は、第1、2打ともに右ラフに入れ、第3打はピンまで11メートル、グリーン右端に乗せるのがやっとで、2パットを要してボギーが先行した。さらに8番パー4ではダブルボギーをたたき、上位争いから大きく後退した。