41位から出た松山英樹(29=LEXUS)は、3バーディー、6ボギーの74で回り、通算6オーバー、219と3つ落としてホールアウトした。ホールアウト時点で、首位のラッセル・ヘンリー(米国)とは12打差の54位となっている。

出だしの1番パー4は、8メートルを超えるロングパットを決めてバーディー発進した。だが3、4番を連続ボギーとするなど、1つ落として折り返した。

後半も12番パー4で、1メートル足らずのパーパットを外し、3パットでボギーをたたくなど復調できないまま進んだ。14、15番では2度目の連続ボギーをたたいた。それでも最終18番パー5はバーディー締め。7・5メートルのイーグルパットこそ決められなかったが、意地を見せた。

ホールアウト後は「出だし、いいパットが入ったけど、ミスがあり…。良くなりそうで、なかなかね。流れが悪いのか何なのか。ちょっとずつ、あまり良くない方向にいってしまう。そこを明日(最終ラウンド)は、いい方向に持って行けるように頑張りたい」と話し、少しでも上位を目指すことを誓った。