日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の20年度最終プロテストが22日から4日間、茨城・静ヒルズCC(6337ヤード、パー72)で行われる。昨年実施予定だったが、コロナ禍で延期されたもので、2次テストを突破した選手ら105人が出場し、上位20位タイまでが合格となる。21日は公式練習が行われた。

実力派の双子で注目を集める岩井明愛(あきえ)千怜(ちさと、いずれも19=武蔵丘短大)はこの日、会見を行った。

姉明愛はツアー出場9戦で、昨年日本女子オープンのローアマ、5月パナソニックレディース3位など実績十分。今回のプロテストは2次まで免除され最終からの出場になる。「とりあえず笑顔を忘れず、持ってる力を全部出したい。ツアー競技ではトップ10が目標だけど、今回は1位通過を目指します」と話した。

一方、妹千怜は実績は姉に劣るが、今月13日最終日の宮里藍サントリーレディースで予選通過を果たした。「自分がどこまでできるのか? 練習したことが出せるのか? その意味で待ち遠しかった。自信はあります」という。

同時合格へ、先週から開催コースの練習ラウンドを一緒にこなし、準備は整っている。