今年6月のプロテストに合格したばかりの岩井千怜(19=フリー)がプレーオフの末に上野菜々子(21=コーナン)を下し、通算10アンダー、206で初出場初優勝を飾った。同じプロテスト合格組の同期対決を制した。

首位に3打差の4位から出て7バーディー、2ボギーの67で回り、上野と並んでプレーオフへ。18番を使って行われた1ホール目はともにパーとし、再び18番を使用して迎えた2ホール目。2打目でグリーンに乗せた岩井千に対し、上野はティーショットをバンカーに打ち込むと、グリーンを狙った第2打は無情にもグリーン右の池へ。このホールを岩井千がパー、上野がダブルボギーとし、勝負が決まった。

3位はレジェンズツアー2勝のベテラン、山本薫里(47=プログレスホールディングス)で通算9アンダー、207。4位には通算8アンダー、208で岩井千の双子の姉である明愛が入った。

昨年覇者の小野祐夢(ひろむ、24=ニチコン)は通算3アンダー、213で11位だった。