ツアー通算3勝のささきしょうこ(25=日本触媒)が7アンダー、65で今季初の首位スタートを切った。8バーディー、1ボギーの1日を「ショットもパットもそれほど調子がよくなくて、ショットはとりあえずグリーンに乗せることを考えて、パットもストロークを意識して“入れよう”という気持ちがないのが良かったのかも」と振り返った。

2週前のスタンレーレディースを腰痛で途中棄権。「今までこれほど腰が痛くなったことがないくらい」と不安を抱えつつ、ステディーなプレーを展開した。

兵庫県加古川市生まれのご当地プロで加古川市の観光大使を務めている。コロナ禍では医療従事者に対し、加古川市を代表してお礼のメッセージを作成したこともあるという。ただ「関西の試合であまり上位に行ったことがないので。加古川の話をするなら頑張らないと」。現在賞金ランクも52位で高額賞金大会の今週は自分にとっても重要だ。「加古川の名物はカツめしです」と郷土をPRしながら優勝争いをうかがう。