今大会を最後に国内ツアーから引退するキム・ハヌル(32=韓国)がプロ仲間による“サプライズ・セレモニー”に号泣した。

最終組でプレーして1アンダー、27位で予選通過を決めた後、クラブハウス前に日韓のプロ18人が集結。次々に花束を渡し、涙の抱擁が続いた。自分を姉のように慕うペ・ヒギョン(29)の番になると膝から崩れ落ちた。ラストの同い年のイ・ボミ(33)には右手をつかんで掲げられ「キム・ハヌル、マンセー!(万歳)」とエールを送られた。

ハヌルは「選手のみんなが私のために待っていてくれて、本当にうれしかった」とコメントした。

大会ホステスプロのイ・ボミも43位で予選通過。ハヌルについて「ゴルフだけじゃなく、すべてが華やか、見ていて気持ちがよくなる選手。初めて友達が引退するので寂しいです」と話した。