男子ゴルフの石川遼(30=CASIO)が、米国から帰国後14日間の自主隔離期間中、ゴルフ場で練習し、その後、複数名で飲食していたとの一部報道を受け、ジャパンゴルフツアー選手会が9日、文書でコメントした。

以下、全文。

ジャパンゴルフツアー選手会会長時松隆光 副会長兼事務局長池田勇太 副会長小鯛竜也

ジャパンゴルフツアー選手会の役員に関する報道について

11月8日、一部週刊誌のデジタル配信におきまして、ジャパンゴルフツアー選手会(以下、選手会)の副会長を務めます石川遼選手に関する報道がございました。

内容は、厚生労働省が定めております、海外から帰国した際のいわゆる自主隔離期間中に、千葉県内のゴルフ場でラウンドし、その後複数名での食事等をしていたというものです。

選手会として、この報道に基づき、直ちに本人に事実確認等を行いました。本日午前中に石川遼選手から、選手会の副会長および理事の職を辞する旨の書面を受け取りましたことも、合わせてご報告させていただきます。選手会ではこの書面が提出されたことを受けまして、近々、臨時理事会を開催し、最終的な処遇を決定する予定をしております。

また、日本ゴルフツアー機構(JGTO)にて、本人への検証が行われている旨、報告を受けております。このたびの、選手会の役員による軽率な行動により、日ごろからジャパンゴルフツアーを応援していただいておりますファンの皆さま方や関係者の方々の期待を裏切るような形となりましたこと大変申し訳なく、深くおわび申し上げます。

今年のジャパンゴルフツアーも残すところ4試合となりました。選手会では、今回の出来事を、各選手の戒めとするべく、あらためまして選手各人が、いま一度自分自身を見つめなおし、気を引き締めて参る所存です。

今週は「三井住友VISA太平洋マスターズ」が開催されます。引き続き、ジャパンゴルフツアーへの温かいご声援の程、よろしくお願い致します。