日本ゴルフツアー機構(JGTO)は17日、国内男子ツアーの今季開幕戦、SMBCシンガポール・オープン(20日開幕、シンガポール・セントーサGCセラポンC)を、賞金王争いの対象外とし、優勝者にシード権を付与しないと発表した。

共催するアジアツアーの別大会で前週、海外選手が隔離措置などのルールを守らず、シンガポール政府は新たにビザを発給しないと決定。しわ寄せを受ける形で、開幕戦に出場予定だったツアーメンバー56人中、18人にビザが発給されず欠場を余儀なくされた。JGTOは「不利益、不平等を最小限に抑える目的」として今回の措置を決めた。