今季開幕戦で、西郷真央(20=島津製作所)がツアー初優勝を飾った。首位と5打差の8位から出て、6バーディー、1ボギーの67と5つ伸ばし、通算10アンダー、278。2打差で追っていた最終組の西村優菜と黄アルムが、最終18番パー5の第3打までにカップインできなかったのを見届け、歓喜の瞬間を迎えた。プロ最初のシーズンとなった昨季は、7度も2位に入りながら、わずかに優勝に届かなかった。師匠の「ジャンボ」こと尾崎将司が、まな弟子の初優勝に対しコメントを発表した。尾崎のコメントは以下の通り。

「西郷どん優勝おめでとう。何と言ってもゴルフに対する考え方や取り組み方が優等生で、プロの中でもそのゴルフ頭脳はトップではないかと思う時がある。今回の優勝では2位には無い副賞がたくさん貰(もら)える喜びを知っただろう。早めの2勝目を期待する。尾崎将司」。