首位に1打差の2位から出た菅沼菜々(22=あいおいニッセイ同和損保)が3バーディー、ノーボギーの69と3つ伸ばして回り、通算7アンダー、137でホールアウトした。3位タイにつけた。

肌寒い中でのプレーだった。「朝、スカートをはいてきたのですが、下にカッパを履いて、脱がずにプレーしていました」と防寒対策も万全と強調した。

第1ラウンドからノーボギーが続いている。「午後から風が吹くだろうとキャディーさんと話して、ボギーを打たないゴルフに徹した。手前からの攻めがうまくできた」と振り返った。「ピンチも多分なかったです」と、確かな手応えを口にした。

例年、雨期の6月は成績がいいという。この日のスタート直後は雨の中でのプレーだった。「雨は好き。得意です」と明かした。

緊張するタイプ。途中までリーダーボードは見なかったという。決勝ラウンドに向けて「奥につけたところでバーディーチャンスはこない。手前から攻めることと、アイアンを修正したいと思います」と意気込んだ。