4戦ぶりに予選通過を果たし45位から出た渋野日向子(23=サントリー)は6バーディー、2ボギーの67で回り、通算5アンダー、208で17位に浮上した。

10番からスタートした前半は11番パー3で3パットのボギー。しかし、続く12番パー4で第2打をピン左1メートルにつけバーディーとバウンスバック。続く13番パー4でもピン右3メートルを決めて連続バーディー。14番パー4でボギーをたたき1アンダーに後退も、15番パー3では12メートルのバーディーパットが決まり、再び2アンダー。さらに18番パー5でピン右7メートルに2オン。イーグルパットは外したが、楽々バーディーと前半は4バーディー、2ボギーの32。2つ伸ばして折り返した。

後半はチャンスが決まらず、4番までパーセーブが続いた。それでも15番パー4で第2打をピン右3メートルにつけ、これを決めてバーディー。通算4アンダーとすると、最終9番パー5でも第3打をピン奥2メートルにつけてバーディーでもう1つ伸ばして通算5アンダーでプレーを終えた。

「今日は攻めるしかないと思っていた中で、しっかりメリハリをつけて18ホールできたと思います。3日間の中で1番良かったので、すごくいい内容」とプレー終了後は満足そうに振り返った。大会前までは3試合連続予選落ちと調子を落としていたが、この大会で4試合ぶりに予選通過。日に日に良くなる内容で、バーディーも15個。「最近にしてはいい内容のゴルフができたと思うので、こういうゴルフができていくといい位置で戦える日が来ると思うので、このプレーを忘れずに来週から頑張りたい」と自信を取り戻した様子だった。