【ゲイレス(英国)31日=近藤由美子】古江彩佳(22=富士通)が最終日に驚異的なスコア62を出して、米ツアー初優勝を逆転で果たした。首位に4打差の9位で出て、10バーディー、ノーボギーの62で回り、通算21アンダー、267。6番から6連続バーディーを決めると、15番のバーディーで単独首位に立つ。17、18番も連続バーディーで後続を突き放した。今季から米ツアーに参戦。ルーキーイヤーで初Vを飾った。次のメジャー、AIG全英女子オープンには最高の状態で乗り込む。

   ◇   ◇

古江の話 本当にすごく集中できてプレーが終われた。まさかルーキーイヤーで優勝できるとは思っていなかったのでうれしい。いつミスするんだろうと思いながらラウンドしていたが、パット、ショットと切り替えてプレーができた。優勝できてうれしかったので、また優勝できるように頑張りたい。