ミレニアム世代でツアー初優勝を狙った後藤未有(21=やまやコミュニケーションズ)が、最終18番パー4の池ポチャに泣いた。

最終組の2組前で4打差5位から猛チャージ。15番のバーディーで通算11アンダーとし一時は首位に並んだ。18番でバーディーを奪えば、プレーオフに持ち込める可能性もあったが、第1打をフェアウエー左の池に打ち込み、ボギーで終わった。

「今日は本当にいいパットも決まって途中までは良かったんですが、17、18番でチャンスを逃してしまった」。3日間で17個のバーディーを奪い、大会特別賞「バーディー賞」(賞金50万円)を手にしたが「この賞をいただけるのは、普通は優勝した人。もったいない取りこぼしがどれだけ多かったかがわかってしまう。賞はうれしいですが“優勝できたじゃないか”と考えると悔しいです」。第2日の終盤ではダブルボギーを2個たたいていただけに、なおさら無念そうだった。

ストレッチする小祝さくら、扇風機で涼む尾関彩美悠ら/女子プロ最終日写真特集1