稲見萌寧が2イーグルを含むこの日のベストスコア66をマークし、31位から3位に急浮上した。2イーグルはともにパー4での奪取で、15年6月の佐藤靖子(アース・モンダミンカップ)以来4人目の快挙となった。

前半の17番で残り82ヤードの第2打を沈めると、5番は残り92ヤードの第2打がカップイン。稲見は「プライベートを含めてパー4での2イーグルはさすがにない」と驚いてみせた。1つ目のイーグルは両手でバンザイ。2つ目はギャラリーの大歓声にも「手を挙げられなかった。喜ぶというより怖かった。え、やばって」と振り返った。

オフにスイング改造に着手。「狙ったところに比較的打てている。最終ホールまではラフにいってない」とまずまずといった様子。「今日は帰り道に気をつけて、明日もなるべくスコアを伸ばしていけたら」と気を引き締めた。

<88年ツアー制施行後のパー4での2イーグル>

▼06年佐々木慶子「広済堂レディース」

▼15年馬場ゆかり「KKT杯バンテリン・レディース」

▼15年佐藤靖子「アース・モンダミンカップ」

▼23年稲見萌寧「ダイキン・オーキッド・レディース」