昨年の全米女子アマチュア選手権を制した馬場咲希(東京・代々木高)は23位から出て、1イーグル、3バーディー、3ボギーの70で回り、通算イーブンパー、144の14位に浮上した。
第1ラウンドでは寒さに加え、時折強い風も吹く難しい条件で74と苦しんだが、巻き返した。六車日那乃(日本ウェルネススポーツ大)と荒木優奈(宮崎・日章学園高)が同じ14位で並んだ。ほか日本勢は予選落ちした。通算13アンダーでローズ・チャン(米国)が首位を維持。上位31人が男子メジャーのマスターズの舞台となるオーガスタ・ナショナルGCで4月1日に行われる決勝ラウンドに進んだ。
ホールアウト後の馬場の一問一答は以下。
-最終18番のバーディーパットは何メートル
「2メートル位です。最後なので迷いなく終わりたいなという思いで、風が吹いていたので仕切り直して、その結果入ったので良かったです」
-オーガスタナショナルGCでの決勝に進めることになった
「本当に良かったです。今日は1番ホールから昨日から続いていた左のミスが出て、そこから3パットをしてボギーから始まって、その後は右行ったり左行ったりで、なんでアンダーで回れたのか自分でわからないんですけど、しっかり予選通過できてオーガスタで試合ができるのはうれしいです」
-オーガスタナショナルGCのイメージ
「すごいきれいで、マスターズに向けて難しそう。アップダウンもすごいと聞いているので楽しみです」
-(男子の松山英樹のバッグを長年担いだ)進藤キャディーに何かオーガスタナショナルGCの質問をした
「行ってみてですね。私も分からないので行ってみて進藤さんにしたいと思います」
-明日はどんな練習をする
「明日はコースが難しいと思うので、1日の練習ラウンドでどれだけ情報を取り入れられるか。グリーン周りもすごく難しくなってると思うので、そこのアプローチもどんな感じのアプローチが必要なのかっていうのを調べていきたいと思います」
-決勝ラウンドでの目標
「ここまですごい調子が悪い中、こういうスコアで一応ラウンドできたので、明後日はそんなに直るほどの調整はできないと思いますけど、悪い中でもしっかりアンダーに伸ばせるように最後までがんばります」