1打差3位から出た蛭田みな美(25=ユアサ商事)が5バーディー、2ボギーの69で回り、通算7アンダー、137で首位と3打差の2位に浮上した。

前半で4バーディーを奪うと、後半開始の9番ではボギーをたたく。その後も15番パー5では3打目でバンカーの目玉に入れるなどピンチもあったが、パーセーブを続けた。最後の18番では約15ヤードのバンカーショットを1メートルに寄せて、バーディーフィニッシュを決めた。

前週のアクサ・レディースで「下克上V」した山内日菜子(26=ライク)とは16年プロテスト合格の同期。「刺激になった。自分の優勝も想像できた」。自身はその大会で予選落ち。弾道計測器のトラックマンを使って、スイング軌道などを修正した。高校時代に日本女子アマ、日本ジュニアを制した実力者だが、プロになってからは未勝利。同期の下克上Vに続く決意は強い。