首位と4打差の2位から出た脇元華(25=GMOインターネットグループ)が、5バーディー1ボギーの4アンダー68。通算14アンダー202で山下美夢有(21)、申ジエ(35)と2位で並んだ。

予選ラウンドに引き続き「トップを小さくするのと顔を残すこと」を意識してのラウンド。結果も残したが「もうちょっと取れるところを取りたかった」。11~13番ではパットをショートさせてしまい、「明日は絶対にオーバーさせる」と誓った。

首位の岩井千怜と最終組で回り、脇元がバーディーを先行させると、岩井千がすぐさま取り返す展開になった。

「なんか面白かったです。千怜ちゃんも強いなって感じました。取ったら取られ、取ったら取られで差が埋まらなかった。詰めた状態で明日を迎えたかったんですけど」

差は4打から5打に開いた。今大会は伸ばし合いの展開になっており、「伸ばし合いの5打差は、みんなうまいし難しい」と言いながらも、「明日も今日みたいに詰めれない状態が続くかもしれない。耐えるところは耐えて、パターでショートしないように攻めていきたい」と前を向いた。

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