米女子ゴルフツアーのメイバンク選手権が26日、マレーシア・クアラルンプールG&CC(パー71)で開幕する。

西村優菜(23=スターツ)が開幕前日の25日、会場で中継するWOWOWのインタビューに応じ、「まずは最終戦に出られるようにしっかり頑張るということ。やっぱり優勝争いをすることはすごく大事なことではあるので、上位を目指しながら1試合、1試合大事に戦っていきたい」と意気込んだ。現在、年間ポイントランクは49位まで上がり、来季シード権はほぼ確実となった。現在は同ランク60位までが出場できる最終戦出場を目指している。

好調が続く。前々週は優勝争いに加わり、首位に2打差8位。最終ラウンドの17番パー5でイーグルチャンスから3パット。18番は2メートル弱のバーディーパットを外し、いずれもスコアを伸ばせず、ツアー初Vはお預けになった。「最終日もすごくいいゴルフができたと思いますし、すごくいい緊張感の中でプレーできたのは大きな収穫だったと思うんですけど、やっぱり17、18番の悔しさはやっぱり忘れられない」と振り返った。

前週はウエーティング2番手だったが、出場できなかった。「いったん日本に帰っていて。準備をしながら1週間の前半はすごい難しい感じで過ごしていましたが、あとの3、4日はゆっくりできました」。さらに「オフだったので、しっかりトレーニングで体を動かして。練習も今までやってきたことを振り返りながら。状態もすごくいい感じで入れた」と明かした。

コース全体の印象については「アウトコースとインコースで結構雰囲気が違っていて。アウトは結構広い、インになってくると、ティーショットがすごくタイトなホールが多い。そこも難しさの1つかなと感じている」と話した。