今季ツアー4勝で、メルセデス・ランキング2位につける山下美夢有(22=加賀電子)が猛チャージを見せ、通算7アンダーの137で2位に浮上した。6バーディー、ボギーなしのベストスコア66。「比較的ショットが安定していて、パターも入ってくれた」と振り返った。

この日は首位と4打差の18位から出ると、1番パー5は第3打を2メートルに寄せてバーディー発進。7番パー4は10メートルをねじ込み、続く8番パー3も6メートルを沈めて連続バーディーを奪った。

後半に入っても勢いを持続した。小祝さくらがダブルボギー、吉田優利がトリプルボギー、稲見萌寧が8打もたたいた10番パー4ではただ1人、スコアを伸ばす。

2打差2位で迎える最終日。昨年、終盤の2試合を制し、女王へと駆け上がった22歳は「同じミスをしないように」と基本に目を向け、優勝争いに臨む。

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