12オーバー最下位の108位でスタートした森田理香子(34=フリー)は、この日も2バーディー、6ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギーの9オーバー81と巻き返せず。通算21オーバー165の最下位108位で予選落ちした。

出だしの1番をダブルボギー。その後もスコアを落とし、6番ではトリプルボギー。後半も巻き返す事ができないままラウンドを終えた。

それでも、ホールアウト後はすっきりした表情で「すごく勉強になりました」。

6年ぶりにツアー復帰。予選通過して4日間を戦い抜いた開幕戦とは一転したが「体調面でも変わったなと思う部分もあったし、あんまり練習してないから、こんなスコアにはなっちゃったんで、しょうがないなという部分もあったんですけど、風の強いコースも良い練習になった。試合勘も戻ってきている。良い意味でも悪い意味でも、そこは慣らしていけたら」

13年に賞金女王となったが、ツアーの張り詰めた緊張の中でゴルフを楽しめなくなり、距離を置いた。

再びツアーに戻り「一番自分が昔と変わったなと思うのは、すごく楽しくできたこと。前は(スコアを)打ってしまったらクヨクヨして落ち込んだりしたけど、今は追い込まれてない。すごく前を向いて、できているのが変われたと思う部分。そこは必ずプラスに働くと思う」。

2日間で21オーバーの結果にも「見る人から見ればすごい打ってると思われるだろうし、打ってますけど、今の私ならこれぐらいかな」。真っすぐに受け止める表情に曇りはない。

師匠の岡本綾子とも会話を交わし、「いつものように落ち着いた岡本さんの声、トーンでお話しできて落ち着く事ができました」。

今週は2日間でコースを去ったが、今後も森田がゴルフを楽しむ姿が見られそうだ。【阪口孝志】

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