21年マスターズ王者で、パリオリンピック(五輪)銅メダリストの松山英樹(32=LEXUS)が、苦しみながらも、2月のジェネシス招待以来の今季2勝目を挙げた。4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの70とイーブンパーで回り、通算17アンダー、263。2位に5打差をつけて首位から出たが、後半に失速し、一時は2位に後退したが再逆転した。米ツアー通算では区切りの10勝目。全3戦のプレーオフシリーズの初戦を制し、2週間後に今季最終戦を迎える、年間王者争いでも8位から3位に浮上した。継続中としては全選手の中で最長となる、11年連続で進出したプレーオフシリーズで初優勝。賞金360万ドル(約5億4000万円)を獲得した。ホールアウト後の一問一答は以下の通り。
-今の気持ちは
松山 苦しかったです。よかったですね。
-大変な1日だった
松山 リードしている分、なかなかアグレッシブにいきづらい感じはありました。やっぱり、後半になって少しショットが乱れ始めて。無理しなくていいところで、14番とかは特に。同じ組のニック(ダンラップ=米国)がピン筋にいくと、状態が良くないからこそ、つられてしまったというか、そういうことがあった。それでも17、18(番)と、最後に(バーディーを)取ることができたので、よかったなと思います。
-リーダーボードで周りがどんどん伸ばしているのを知って重圧もあった
松山 そうですね。15(アンダー)ぐらいは絶対に来ると思っていたので。自分が伸ばせば関係ないという感じはあったんですけど、15、16アンダーぐらいまでこられると。16(番)は取りやすいですし、そういうところで、18(アンダー)までくる可能性があると考えると、自分も攻めないといけないと思いながらも、なかなか攻めることができなくて、悪い方向にいってしまいました。
-単独首位に浮上した17番のバーディーパットの心境は
松山 これが入れば、すごく楽に18番にいけるな、と思っていたので。あまり考えずに、無心で打ったら入りました。
-パリ五輪のメダルの後に、プレーオフシリーズで初優勝
松山 やっぱり(米ツアー)10勝目というのと、このプレーオフで勝つことができたというのが、本当にうれしかったです。
-今季は残り2試合
松山 ちょっと体の状態もあると思うので(次戦までの)残り3日間で、しっかりと準備して、また状態を上げていけたらいいなと思います。

