優勝者に年間女王の座が与えられる今季最終戦。新人賞「ルーキーオブザイヤー」を既に獲得し、この大会に初出場した山下美夢有(24=花王)は4バーディー、2ボギーの2アンダー70で回り、首位イ・ソミ(韓国)とは6打差32位でスタートを切った。
山下は年間ポイント2位のため、同1位のジーノ・ティティクル(タイ)と最終組で回った。
「もうちょっとショットでチャンスを増やしていきたい。1つでも取れるように、順位を上げられるように頑張りたい」
初日のスコアとしては決して悪くはないが、例年20アンダー前後が優勝争いのノルマのため、もうひと踏ん張りしたい。
「スイングはいいリズムで振れていたが、出だしから左にいくことも多くて」と、フェアウエーキープ率約93%、パーオン率約67%の数字に満足はない。
後半14番パー5では、6メートル以上残ったボギーパットを沈めた。「何とか決まってくれたので、本当に良かった」と、ダブルボギーを阻止し、安堵(あんど)の表情だった。
山下が優勝すれば、日本勢では87年岡本綾子以来2人目となる年間最優秀選手賞「プレーヤーオブザイヤー」の獲得も決まる。2冠獲得に加え年間女王、約6億2000万円という破格の優勝賞金も待っている。

