トップと1打差の2位から出た佐久間朱莉(23=大東建託)が、1学年下の神谷そら(23)とのプレーオフ(PO)を制して今季3勝目、ツアー通算7勝目を飾った。
今季は3月の開幕戦ダイキン・オーキッド・レディース、8月のニトリ・レディースに続き、勝利数では今季ツアー最多の3勝目となった。
この日は4番パー3のバーディーで首位の神谷に並ぶと、次の5番パー5では会心のイーグルを奪い、通算11アンダーで単独首位に躍り出た。
その後もバーディーを積み重ね、一時は神谷に最大4打差をつけながら、後半17番で追いつかれた。それでもPOで熱戦にけりをつけた。
前日のホールアウト後は「バーディーを取れるところで取っていくプレーが大事になる。自分の中で、納得できるようなプレーを心がけたい」と語っていたが、有言実行の最終日になった。
佐久間は昨季、ツアー初勝利を含めて4勝を挙げて、悲願の年間女王に輝いた。最優秀選手賞、約2億2728万円の賞金ランキング1位、70・0585での平均ストローク1位の個人3冠。
今季もポイント(メルセデス)ランキングで2位につけているが、この勝利で一時独走態勢に入った桑木志帆にさらに近づき、2年連続女王の座へ視界が広がった。
◆佐久間朱莉(さくま・しゅり)2002年(平14)12月11日、埼玉・川越市生まれ。埼玉平成高入学前の18年3月、尾崎将司が設立の「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」入門(同じ1期生に西郷真央)。21年6月に初挑戦のプロテストにトップ合格。同年11月の下部ツアー京都レディースでプロ初勝利。25年は4月KKT杯バンテリン・レディースでのツアー初優勝など4勝で年間女王に。26年もここまで3勝を挙げ、通算7勝。コーチは父浩太郎さん。趣味は映画観賞。155センチ。

