全試合分析 〜泉浩・頂への挑戦〜
あの銀メダル獲得から二日後、泉主将(営4)が日々汗を流している明大柔道場を訪ねてみた。出会う部員達から、次々と主将の活躍を喜ぶ声が溢れ出した。 「オメデトー!!」(河原・法4)。 「胸張って帰って来てほしい」(金本・政経4)。 「今回は銀メダルだったけど、次は絶対金メダル獲ってほしい。てか獲れるよ!」(濱 島・商2)。etc… 18日には寮で一つのテレビに集まり泉主将を応援したという部員達。先日の興奮を思い起こしたように語ってくれた。 また反対に厳しい声もあった。 「帰って来た泉にオメデトウとは言わないよ。明治大学は1位しかないんだ」(小林コーチ)。“オメデトウとは言わない”。この言葉を聞いて一瞬驚きはしたものの、これこそが明大柔道部の精神だと納得した。本学にとって優勝以外はすべて敗北なのだ。もちろん泉主将にとっても。あの日、表彰台の上での表情がそれを物語っている。しかしそんな小林コーチも、明大現役学生で出場したたった一人の選手として「あいつにオメデトウとは言わないけど、よくやったな、健闘したなと言いたい」と微笑んだ。 今回の結果を喜びつつ、次回・北京オリンピックでの金メダル獲得を祈る部員達。それぞれの思いを抱きながら泉主将の帰りを待ち焦がれている。 ●関連記事 アテネ観戦記 柔道部 泉主将、殊勲の五輪銀メダル 全試合分析 過去の明大スポーツ紙面から泉浩を振り返る 第340号1面記事:泉 アテネ五輪へ 夢の舞台で金をつかめ 第338号2面記事:全日本体重別選手権大会 文句なしの強さで90kg級制覇 第321号14面記事:柔の申し子泉 未踏の頂へ ・世界一への可能性 ・明大生というもう一つの顔 ・主な戦績 ・世界一への可能性 ・明大生というもう一つの顔 ・主な戦績