人気ゲーム「スプラトゥーン」の全国大会の近畿予選が行われ、初日は128チームが熱戦を繰り広げた。

美女プレーヤーの登場で、大会をネット中継する「ニコニコ動画」のコメント欄に「姫」のワードが踊った。

注目の主はチーム「最強武器ホクサイ」の女性リーダー、ひろか(20)だった。乃木坂46の齋藤飛鳥似のルックスと、抜群の統率力でチームを引っ張った。

普段は関東の大学で心理学を専攻する。仲間と相手チームの心を読み、状況に応じた作戦を遂行する。チームメートの男性3人から「(僕たちは)尻に敷かれています」と冗談を飛ばされ、「そんなことないんだけどね…」と照れ笑いした。

自身8度目の応募で初めて当選し、甲子園大会に出場した。男性3人のメンバーとはゲーム仲間で、お互いの性格はよく知っている。出場確定から大会までは約1週間。限られた期間でもチームの連携を深め、初出場でベスト16と結果を出した。

4回戦で敗退したが充実感が上回った。「(負けて)悔しいけどメーンステージに立てて楽しかった」と笑みがこぼれた。