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ソフトBがパ・リーグに要望書を郵送

 ソフトバンクの角田雅司球団代表は7日、オリックスとの契約問題が生じているパウエル投手の支配下選手登録を6月23日以降まで認めないとしたパ・リーグに対し、登録できない期間の短縮を求める要望書を郵送したことを明らかにした。

 また、ソフトバンクはこの日、3日に来日したパウエルが、王貞治監督へあいさつするため、8日にキャンプ地の宮崎を訪れることを発表。角田代表によると、9日に宮崎を離れ、そのまま一時帰国するという。

 一方、オリックスの中村勝広球団本部長は、ソフトバンク側の動向に「やり過ぎではないか。どう見てもおかしい。大フライング」と憤りをあらわにした。パ・リーグに対しても「これを見過ごしていいのか。片方に肩入れするのではなく、真摯(しんし)に受け止めてほしい」と語り、8日に宮古島を訪れる同リーグ・小池唯夫会長に強く抗議する意向を示した。

 両球団とも契約合意したと主張するパウエルをめぐっては、ソフトバンクとの契約が優先するとパ・リーグは判断したが、オリックスは強く反発している。(共同)

[2008年2月7日20時4分]

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