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西武中村が「仮想ダル・マシン」で52発

大久保コーチが見守る中、特打で柵越えを連発する西武中村(撮影・下田雄一)
大久保コーチが見守る中、特打で柵越えを連発する西武中村(撮影・下田雄一)

 「おかわり」が止まらなかった。西武中村剛也内野手(23)が6日、南郷キャンプで居残り特打を行い、163スイング中52発の柵越えを放った。「後半は狙いました」と3連発を含め、打球の約1/3を左翼中心に、次々と放り込む。三塁レギュラーどりにかける意気込みを、フルスイングで示した。

 「仮想ダル・マシン」効果が早速現れた。打撃マシンに対し、17メートルから14メートル、12メートルと間隔を縮めて近づいていく。130キロの球速は体感ではどんどん速くなる。考案した大久保打撃コーチは「体感だと170キロくらいに感じるはず。速さを脳で経験しておかないと体が反応できないし、ダルビッシュの球も打てない」と球界屈指の右腕をライバルに見立てた。中村は「すごい速いし、とんでもない高さを振ってます」と悪戦苦闘中だが、特打前にマシンを相手にすると、打撃投手のボールは遅く感じた。

 22本塁打を放ってブレークした05年以降は9本、7本と数が激減。だが昨年11月の日本代表との練習試合では、ダルビッシュに1発を浴びせ、存在感を見せた。この日52本の柵越えを放ったパワーはケタ違い。キャンプで取り組む高速マシンで、おかわりくんがお目覚めだ。【柴田猛夫】

[2008年2月7日9時10分 紙面から]

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