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パウエルが王監督にあいさつ
- 福岡から空路で宮崎入りしたパウエル(撮影・進尚幸)
ソフトバンクとオリックスの間で契約問題の生じているパウエル投手が8日、ソフトバンクの王貞治監督へあいさつするため、宮崎市のチーム宿舎を訪れた。
王監督と約10分間会談した後、報道陣に対応。支配下選手登録を受け付けない期間が3カ月から1年に延長されれば、ソフトバンクの契約が優先と判断したパ・リーグの勧告を受け入れるとしたオリックスの姿勢を「問題を大きくするより、チームの強化に集中した方がいい。これ以上僕の名前を傷つけても、前には進めない」と批判した。
一度はオリックスに入団する意思があったことを認めた上で、交渉過程で契約条件が変更されたと主張。「僕はプレーしたいという気持ちを示していたが、同じ気持ちを示してくれなかった」と、あらためて交渉決裂の理由を説明した。
今後は9日に日本を離れ、米アリゾナ州でトレーニングに励むという。(共同)
[2008年2月8日20時17分]
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