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ソフトB、パウエル問題でパに要望書送付
ソフトバンクの竹内孝規球団最高執行責任者(COO)は16日、オリックスがパウエル投手との契約問題についてコミッショナーに提訴したことを受け、パ・リーグに要望書を、根来泰周コミッショナー代行には意見書をそれぞれ送ることを明らかにした。
竹内COOによると、独自に調査を進めた結果、内容は不明ながら二重契約ではないことを証明する新事実が出てきたという。そのため、パに対してはあらためて連盟内での決着を嘆願する文書を提出し、根来代行にはオリックスが提訴状を出しているため「うちの考え方を意見書として送る」(竹内COO)ことにした。さらに、パウエル投手の代理人を務めるランディス氏からは、契約の正当性を証明するために日本の弁護士と相談の上、「アクションを起こすことにした」との連絡が入ったことも明かした。
この日、ソフトバンクのキャンプ視察のため宮崎市を訪れた根来代行は、ソフトバンクとの契約が優先と判断した勧告について、パの小池唯夫会長に照会状を送っていることを再度強調し「まずは回答を文書でもらってから」と話すにとどめた。(共同)
[2008年2月16日20時43分]
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