昨夏4強の敦賀気比(福井)のほか静岡が50年ぶりに、浦和学院(埼玉)も準々決勝に進出した。

 敦賀気比は明治神宮大会王者の仙台育英(宮城)を2-1で破った。5回に林中の適時打で2点を先制し、平沼が反撃を9回の1点に抑えた。敦賀気比は春夏通算20勝で、福井勢は春30勝目。

 静岡は4-2で木更津総合(千葉)を下し、50年ぶりのベスト8。4回に堀内、安本の連続適時打で逆転し、5、9回にも加点した。村木は毎回の14安打を許したが、完投した。

 浦和学院は春夏通じて初出場の大曲工(秋田)に5-1で勝った。1点を追う3回に諏訪の2点適時打などで3点を奪い、そのまま逃げ切った。