<全国高校野球選手権:桐光学園7-0今治西>◇9日◇1回戦

 桐光学園(神奈川)2年の松井裕樹投手(16)が今治西(愛媛)から大会新記録となる22三振を奪った。6回途中からの10連続奪三振も大会新。

 1試合最多奪三振の大会記録は、第87回大会(2005年)の辻内崇伸投手(大阪桐蔭=現巨人)ら5人が記録した19で、連続奪三振は8。選抜大会では第35回大会(1963年)でPL学園高(大阪)の戸田善紀投手が奪った21が最多記録となっている。

 今大会屈指の左腕として注目される松井投手は、140キロ台の速球と大きく曲がる変化球を駆使し、6回途中まで安打も許さず7-0で完封した。