メッツとのオープン戦に「6番左翼」で出場したマーリンズのイチロー外野手(41)は、3打数無安打に終わった。第2打席までは、昨季ナ・リーグ新人王のデグロムと初対戦。いずれも内野ゴロで凡退したものの、速球のほか、チェンジアップ、スライダーなどの変化球を見極めた。

 印象について「見たままの感じです」と淡々としていたが、同地区のライバル球団を支えるローテーションの柱。早ければ、4月16日からの敵地4連戦で対戦する可能性が高いだけに、貴重な下調べとなったようだ。(ジュピター=四竈衛)