エンゼルスは9日(日本時間10日)、左太もも裏の筋肉の部分断裂で離脱しているアンソニー・レンドン内野手(33)を10日間から60日間の負傷者リスト(IL)に移行させたと発表した。

ブレーブスからルイス・ギヨーメ内野手(29)をトレードで獲得したことにともなう措置で、すでに長期離脱が決まっているレンドンはこれにより最短でも復帰が6月下旬以降になることが確定した。

レンドンは今季19試合で打率2割6分7厘、0本塁打、3打点、3盗塁、OPS・632。4月20日の敵地レッズ戦で内野安打を放って一塁に駆け込んだ際に負傷しIL入りした。19年に7年総額2億4500万ドル(約380億円)の超大型契約で加入し今季が5年目だが、故障により昨季までの4年間でわずか200試合しか出場していない。

ブレーブスからトレードで獲得したギヨーメは二塁、三塁、遊撃を守れる内野のユーティリティーで、昨季までメッツに所属。22年には自己最多102試合に出場し打率2割7分3厘、2本塁打、17打点、OPS・691を記録した。今季は9試合で打率1割5分、0本塁打、3打点、OPS・440。

主砲トラウトも故障で欠くエンゼルスは現在14勝23敗でア・リーグ西地区4位に沈んでいるが、前日までのパイレーツとの3連戦では10カードぶりに勝ち越した。この日から本拠地に戻ってロイヤルズと3連戦、カージナルスと3連戦を行う。