ジャイアンツ青木宣親外野手（３３）が安打で出塁し、二盗と揺さぶりをかけた後に先制ホームを踏み、４連勝に大貢献した。

　３回先頭で迎えた第２打席に、パ軍先発ロスの大きく動くシンカーを巧みなバットコントロールで中前に運んだ。出塁後も、すかさず二盗して今季８個目の盗塁。無死一、二塁からパガンの適時打で生還した。

　その他の打席は、二ゴロ、中飛、遊ゴロで４打数１安打１得点１盗塁。打率は３割５厘となった。

　試合は、先発バムガーナーが７回１／３を２安打無失点に抑える快投。青木の得点が決勝点となり、２－０で４連勝を飾った。

　青木は「自分の間で打つことが大切。（ロスの球は）曲がるから難しいけど、打てるには打てる」と自分の打撃ができている実感を話した。