【アーリントン(米テキサス州)=四竈衛】ヤンキース田中将大投手(26)がレンジャーズ戦に先発し、6回9安打4失点で今季4敗目(7勝)を喫した。序盤に2点の援護を受けたものの、踏ん張り切れずに逆転を許し、6月21日以来の敗戦投手となった。田中の連勝は3、チームの連勝は4で止まった。

 試合開始の午後7時8分でも、温度計は「華氏99度(セ氏37・2度)」を表示。田中が「今までの野球人生の中で一番暑いブルペンでした」と振り返る過酷な環境だった。2点リードの2回に、4安打を集められ3失点。「ボール、ボールで苦しくしてしまった。ほんと独り相撲ですよね。修正点は自分の中でも分かってるんですけど。その時(2回)はうまくできなかった。スプリットがぼやけて、浮いてしまったところを打たれてしまっていた」と反省の弁を並べた。