イチロー外野手(43)が所属するマーリンズが、デレク・ジーター氏(42)と元フロリダ州知事で大統領候補だったジェブ・ブッシュ氏(64)率いる投資グループに売却することで基本合意したというニュースが飛び込んできた25日、ヤンキースのクラブハウスはこの話題で持ちきりだった。

 ジーター氏と6年間一緒にプレーし、本拠地球場のジーター氏のロッカーを受け継いでいる先発左腕CC・サバシア(36)は「球団経営は、彼が1000%やりたがっていたこと。彼は、何をやらせても優秀だから」と話し、同じ生え抜きとして7年間ともに戦ったブレット・ガードナー外野手(33)は「ヤンキースは売りに出ていないしね」とコメント。いずれもジーター氏が球団オーナーになることに納得しながらも、他球団ということで複雑な表情を浮かべた。ジョー・ジラルディ監督(52)は、ジーター氏とヤンキースの関係は変わらないことを強調しながら「彼なら非常にいいオーナーになると思う」と話した。