ポスティングでメジャー移籍を目指す菊池雄星投手(27)の争奪戦が、一気にヒートアップしてきた。猛アタックをかけるマリナーズは、オプトアウト(契約見直し条項)付きの6年総額6000万ドル(約66億円)を用意する。

ポスティングシステムやFAでメジャーに移籍した日本選手の過去最高契約金はヤンキース田中の7年1億5500万ドル。菊池はこれには及ばないものの、ダルビッシュ(カブス)がレンジャーズと結んだ基本額6年5600万ドルや松坂(中日)がレッドソックスと結んだ6年5200万ドルを超え、歴代2位の大型契約となる可能性がある。マリナーズはメジャーで14位の収益(17年実績)を上げる中規模球団だが、菊池の契約金総額は現在所属する選手の中で4番目の大型となりそうだ。