インディアンス小林雅英投手(34)が10日、さいたま市のロッテ浦和球場で自主トレーニングを行い、メジャー2年目の今季に向け「ワールドシリーズに勝つ。それだけ。それ以外にない」と“世界一”への貢献を目標に掲げた。5日から始動し、体づくりに専念。ボールを握るのは15日が目安という。「キャンプインまで1カ月。そこからならいい状態にできる」。逆算しての調整には2年目の余裕が見え「何も分からない状態だった昨年と比べると土台はできている。ちゃんとしたものを乗っけられれば」と今季の活躍に自信ものぞかせた。

 チームには抑え候補のウッドが加入。「ブルペンがしっかりすれば勝ち星も伸びる」と歓迎し「勝つためにどんなことでもやる」と自身は中継ぎでのフル回転を誓った。