<オープン戦:ツインズ2-4ヤンキース>◇20日(日本時間21日)◇フロリダ州リーカウンティー

 ヤンキース井川慶投手(29)が、オープン戦初セーブで大リーグ昇格に望みをつないだ。9回1死から登板し、制球に苦しんでピンチを招く。だが、主力打者を速球で遊ゴロ併殺に仕留めた。

 前日に急きょ遠征同行が決まった井川は「回の途中から入るのは難しいが、悪くてもゼロで抑えたのは大きい」。ジラルディ監督は「回の途中からの投球が見たかった。ストライクで攻めることはできなかったが、要所を抑えたのは良かった」と評価した。

 これで7試合、計12回2/3を投げて無失点。ジラルディ監督は、好投を続ける井川をロングリリーフ候補に加えている。数人でわずか1枠を争う厳しい状況で、開幕まで約2週間となった。

 次回登板予定の22日のレイズ戦が最後のアピールの場となるかもしれない。井川は「何とか(失点を)ゼロでキャンプを締めくくりたい」と力を込めて言った。