メッツ五十嵐亮太投手(30)が左太もも裏を負傷し、降板した。2点リードの8回から2番手として登板。先頭打者ヒルのバント処理の際、左太もも裏に張りを感じたが、「伸ばしたと思ったけど、切れている感じはなかった」とマウンドに残った。次打者トレイシーを二ゴロ、福留を左邪飛に打ち取ったが、「しびれを感じた」と自らタイムをかけて降板した。2/3回を投げて無安打無失点。防御率を1・35とした。

 高橋尚成投手(35)の登板はなかった。

 「1番右翼」で先発したカブス福留孝介外野手(32)は3打数無安打1四球、打率を2割7分5厘とした。負傷した五十嵐と対戦したが、「かばいながら投げている感じだった。真っすぐが僕の知っている彼の球ではなかった。大事に至らなければいいけれど」と気遣った。

 試合は4-0でメッツが勝利した。