<メッツ5-6タイガース>◇24日(日本時間25日)◇シティフィールド

 メッツ高橋尚成投手(35)がタイガース打線にKOされ、3敗目を喫した。4回0/3を8安打4四球4奪三振で6失点。防御率を3・78とした。

 1回に先制点を許すと、3回には先頭を四球で歩かせた後で3番オルドネスに10号2ランを浴びた。4回は3者凡退でしのいだものの、5回には先頭レーバーンに2号ソロを許して、なおも2安打1四球で無死満塁。92球を投げたところで、1死も奪えないままブーイングを浴びながらの降板となった。

 この日は自慢の制球力が影を潜め、2本塁打はいずれも捕手の要求よりベース中央に寄った失投だった。高橋は「無駄な四球を与えてしまった。コントロールが悪かった」と反省しきりだった。チームは1点差まで追い上げたが1歩届かず。5-6で敗れた。