翌日のキャンプインに備えた22日、ツインズ西岡剛内野手はクラブハウスを訪れた。医師の診察後は、チームメートに一人一人あいさつして回り「メジャーの試合を(テレビで)見て、知っている選手もいた。有名人を見るような気分。新鮮だし、わくわくしている」と喜びを口にした。

 5日にフロリダ州のキャンプ地に入ってからは、ほぼ単独で調整を続けてきた。2月1日に始まる日本とは異なり、野手組が23日に合流して全体練習となる。27日からはオープン戦に入るため、調子を確認しながら仕上げてきた。26歳は「リラックスしたい」と、この日は球団施設では練習を行わなかった。

 ロッカーに背番号「1」の新しいユニホームが用意されている。自前のジャージーで練習を続けていた西岡は「23日まで我慢しようと思っていた。明日が僕の中でのスタート。本当に楽しみです」と興奮を抑えきれない様子だった。