ブルワーズ青木宣親外野手の積極性が目を引く。投手が打者を置いて投げる練習で「実際に球を見ると見ないとでは変わってくる」と27日、前日に続いて志願して打席へ。昨季17勝のガヤードと抑えのアクスフォードを相手に意識的に打ちにいった。

 打球に鋭さが増してきた一方で目下の悩みは英語とか。練習前から現地の新聞を読み、同僚との意思疎通に励んでいる。だが相当な集中力を強いられるといい「これほど頭が痛くなるとは」と気疲れした様子。3月3日の紅白戦から実戦が始まるが「試合前はなるべく英語を聞かないようにしないと」と苦笑した。