レッドソックス松坂大輔投手(31)が23日(日本時間24日)、傘下1Aセーラムで右肘靱帯(じんたい)再建術後初となる公式戦に登板した。

 先頭打者にいきなり本塁打を浴びるなど1回だけで3安打2失点と立ち上がりは乱調だったが、回を追うごとに投球が安定。4回で57球を投げ、2本塁打を含む6安打無四球3三振で3失点だった。この日は気温10度以下で風も強く最悪のコンディションだったが、速球は最速で94マイル(151キロ)を計測した。

 松坂は「自分で思っていたよりスピードも出ていましたし、当たり前のことですけど結果よりも内容ですね。何をどう打たれたか、それが大事なので」と話した。