<レッドソックス5-1ロイヤルズ>◇27日(日本時間28日)◇フェンウェイパーク

 レッドソックス松坂大輔投手(31)が、復活の白星を挙げた。故障者リストから戦列に復帰し、7月2日以来の先発で、7回、101球を投げて5安打1失点(自責0)6奪三振2四球と好投。右ヒジ靱帯(じんたい)修復手術を経て、昨年5月8日以来、477日ぶりとなる勝利をつかんだ。今季初白星と同時に、メジャー通算50勝目となった。

 初回、四球で出した走者を盗塁、失策、犠飛などで先制されたが、2回以降は最速94マイル(約151キロ)の速球を主体に、要所を締めて「0」を並べた。

 試合後は「マイナーの試合と同じような気持ちで臨もうと思ってましたが、やっぱりメジャーの試合は緊張すると思いました。(久しぶりの勝利に)もっと込み上げてくるものがあるかなとも思っていましたが、そうでもなかったですね」と、にこやかな表情で話した。

 試合は、レ軍が快勝した。