米大リーグ機構は27日、フィリーズのカルロス・ルイス捕手が禁止薬物の興奮剤アンフェタミンに陽性反応を示したため、来季開幕から25試合の出場停止処分を科したと発表した。

 パナマ出身で33歳のルイスはフィリーズ生え抜きの正捕手で、オールスター戦に初出場した今季の成績は114試合で打率3割2分5厘、16本塁打、68打点だった。出場停止処分は公式戦が対象で、来春のオープン戦には参加できる。

 AP通信によると、大リーグにおける今季の薬物規定違反は8人目で、2007年以降では最多となる。マイナーリーグでは102件の違反があった。