新天地ドジャースでますます目が離せない大谷翔平。彼の「魅せる」特別な瞬間や表情を、カンビンことニッカンスポーツ・カメラマン菅敏(すが・さとし)が選りすぐりの写真とともにその舞台裏を語る。

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4月19日のメッツ戦で大谷さんの性格がよく表れるシーンに遭遇しました。4回に二塁盗塁を決めた直後、メッツのジェフ・マクニールに後頭部を強くタッチされてもん絶。意図的でもなく、これはアクシデントです。頭を抱え動けなくなる大谷さんに謝罪するマクニール。顔を上げても辛そうな表情です。観客たちもザワつき緊張感が走ります。すると次の瞬間、急に笑顔で大丈夫だとアピールすると、マクニールも笑顔が戻りました。この光景に周りもひと安心です。

プレーが再開され、マクニールも守備位置に戻ろうと背を向けた時、頭部を抱えて辛そうにする大谷さん。本当はとても痛いと思います。それよりもプレーが止まり、相手も心配するので、それを気遣ったのでしょう。試合で見せるプレーや記録の他に、こういった振る舞いにも魅力があふれています。【カメラマン・菅敏】(ニッカンスポーツ・コム/MLBコラム「カンビンのWEEKLY SHO!Time!!」)

4月19日のメッツ戦の4回、二塁盗塁を決めるもマクニール(左)に頭をタッチされる大谷(撮影・菅敏)
4月19日のメッツ戦の4回、二塁盗塁を決めるもマクニール(左)に頭をタッチされる大谷(撮影・菅敏)
4月19日のメッツ戦の4回、二塁盗塁を決めるもマクニール(左)に頭をタッチされ、うずくまる大谷(撮影・菅敏)
4月19日のメッツ戦の4回、二塁盗塁を決めるもマクニール(左)に頭をタッチされ、うずくまる大谷(撮影・菅敏)
4月19日のメッツ戦の4回、二塁盗塁を決めるもマクニール(左)に頭をタッチされ、うずくまる大谷(撮影・菅敏)
4月19日のメッツ戦の4回、二塁盗塁を決めるもマクニール(左)に頭をタッチされ、うずくまる大谷(撮影・菅敏)
4月19日のメッツ戦の4回、二塁盗塁を決めるもマクニール(左)に頭をタッチされ、うずくまりタイムをとる大谷(撮影・菅敏)
4月19日のメッツ戦の4回、二塁盗塁を決めるもマクニール(左)に頭をタッチされ、うずくまりタイムをとる大谷(撮影・菅敏)
4月19日のメッツ戦の4回、二塁盗塁を決めるもマクニール(右)に頭をタッチされ、辛そうな表情を見せる大谷(撮影・菅敏)
4月19日のメッツ戦の4回、二塁盗塁を決めるもマクニール(右)に頭をタッチされ、辛そうな表情を見せる大谷(撮影・菅敏)
4月19日のメッツ戦の4回、二塁盗塁を決めた際に、マクニール(右)にタッチされもん絶するも、急に笑顔を見せて相手を気遣う大谷(撮影・菅敏)
4月19日のメッツ戦の4回、二塁盗塁を決めた際に、マクニール(右)にタッチされもん絶するも、急に笑顔を見せて相手を気遣う大谷(撮影・菅敏)
マクニールも守備位置に戻ろうと背を向けた時、頭部を抱えて辛そうにする大谷(撮影・菅敏)
マクニールも守備位置に戻ろうと背を向けた時、頭部を抱えて辛そうにする大谷(撮影・菅敏)