<ワールドシリーズ:レッドソックス6-1カージナルス>◇第6戦◇30日(日本時間31日)◇フェンウェイパーク

 レッドソックスがカージナルスを下し、6年ぶり8度目の優勝を飾った。上原浩治投手は最後の打者を三振にきって取ると、右手でガッツポーズ。拳を天に突き上げた。

 上原のコメント。

 「うれしい以外ないです。(今は)休みたいです。とにかく勝たないと意味がないとブルペンで思っていた。(登板してからも)勝てばいいと思っていた。1点、2点はいいかなと思って上がった。アウトだったらどんなかたちでもいいと思っていた」

 テレビ解説の田口壮氏に祝福され「やっと終わりました。今年は出来過ぎで怖い。ゆっくり休めと自分に言いたい」と本音も漏らした。

 優勝インタビューを受けた上原は「今でも夢の中のよう」と話した。

 長男一真(かずま)君(7)もインタビューを受け「グッド!」と堂々と答えていた。