米野球殿堂は9日、1973年以降の大リーグ拡張期に活躍した球界関係者の殿堂入り候補に対し、名選手で構成される選考委員会の投票結果を発表し、ジョー・トーリ氏、トニー・ラルーサ氏、ボビー・コックス氏が選出された。

 トーリ氏は監督としてヤンキースを4度ワールドシリーズ制覇に導き、監督通算2326勝1997敗。ラルーサ氏はアスレチックスとカージナルスで計3度のワールドシリーズ優勝を経験し、監督通算2728勝2365敗。コックス氏はブレーブスなどで監督通算2504勝2001敗。

 野茂英雄氏が候補に挙がっている全米野球記者協会が選ぶ競技者部門の殿堂入りは来年1月8日に発表される。