<ロイヤルズ6-1ツインズ>◇27日(日本時間28日)◇カウフマンスタジアム

 ロイヤルズ青木宣親外野手(32)が値千金の勝ち越し打で勝利に貢献した。4打数2安打1打点1得点で、打率は2割6分4厘。

 「1番右翼」で先発したこの日は、第1打席に一塁へ足からスライディングして一塁内野安打をもぎとり、17打数無安打に終止符を打った。

 見せ場となったのは、同点で迎えた8回1死一、二塁の第4打席。ツインズ先発ヒューズの外角カーブを左中間に運び、貴重な勝ち越し点をたたき出した。チームはこの回に一気に6点を奪う猛攻を見せ、逆転勝利を収めた。

 青木は「最後の打席で、あの場面で打てたことが本当にすべてだと思う。今日のゲームで一番大事なところで1本が出たってことは本当にうれしく思います」と笑顔を見せた。